U-23チュニジア戦後 山本監督会見全文

U-23日本対U-23チュニジア

 

■プレッシャーの中でのプレーを見極めたかった

 厳しいコンディションの中で、選手は最後まで闘う姿勢を失わずにやってくれたと思います。選手の選考を控えているということがあり、そのようなプレッシャーのかかる状況の中での試合でした。選手たちのサッカー人生の中では、ここで落ちるのと選ばれるのではかなり大きな違いがあるわけですが、そんな厳しい状況下だからこそが頑張ってほしい、と言って送り出しました。

 こういうプレッシャーを与えたのは、アテネ本番で感じるプレッシャーがこれ以上になるからです。今日のプレッシャーで硬くなってしまうようでは、本番でも力が発揮できません。ですから、今日はあえてプレッシャーをかけて、その中でどういうプレーができるかを最終的に見極めたかったというのがありました。そのあたりは、よく見て取れた部分もあります。選手たちには、ずっと“アテネ経由ドイツ行き”ということを言ってきたわけで、試合が終わってから「ここでアテネに行けなくても、次にどう頑張るかにかかってるぞ」と言い残してきました。本当は今日のメンバー全員でアテネに行ければいいのですが、そうも行きませんから……。

 今日の厳しい暑さは、アテネの本番に向けて良いシミュレーションにはなったと思います。ミスも出たんですが、こういうものをひとつずつ積み重ねて本番に向かっていくことが大切だと思います。

 

後半、交代によってシステムが変化して、選手がどうポジションを取ったらいいか迷っていたように見えましたが、どんな指示をしたんですか? 

 田中を入れた時点では3トップにしたのですが、石川のあたりに多少混乱があったかも知れません。

 

■曽ヶ端については、失点がいい刺激になってくれると信じている

今日の曽ヶ端選手のプレーに対する評価と、川島選手への交代が予定通りだったのかを教えてください

 交代は予定通りです。地元(名古屋グランパス)でもありましたので川島を出すつもりでいました。曽ヶ端については、あの失点がいい刺激になってくれると信じています。良い方向に作用してくれればと思います。ハーフタイムに皆で取り返そうぜ! という雰囲気を感じましたので、そういう部分はうれしかったですし、これからのプレーに生かしてくれればと思います。

3トップを試したのは今後も視野に入れたことなのか、それとも今日に限ってリードされたからなのか、どちらですか?

 相手の出方によって3トップにしたわけです。田中を出したのは、彼がこの後ナビスコカップで出場停止なこともあって、どうしても30分くらいは出場させたかったというのがありました。

試合前に具体的にどんな言葉でプレッシャーをかけたのですか?

 いろいろなことを言いました。例えば2002年のワールドカップ直前のノルウェー戦で、本来はメンバーは固まっていたにもかかわらずゲームの出来が悪くて替わった選手もいたということを、自分は当時のトルシエ監督の下で見てきたということも話しました。そういう意味で非常に大切な試合なんだということを言いました。そういったプレッシャーを各自がどう消化したのかは違ったと思います。

 

■平山には絶対的な強さがある

平山選手のプレーはどう評価されますか?

 石垣島のキャンプでは明らかに出遅れている感じでしたが、少し追いついてきて、今日も45分を通じて見せた絶対的な強さがあるというのが魅力でもあります。まあ、16日の発表に向けて、もう一度ビデオでチェックしていこうと思っています。

今日の試合で18人の整理ができましたか? また、高原選手は入れるおつもりなんでしょうか?

 メンバーに関しては、18人+4人のバックアップを選ぶということです。高原選手に関しては、今日の時点では何もお話しすることはありません。

駒野選手を両サイドで使いましたが、収穫はありますか?

 彼の左サイドはどうしても試しておきたかったことでしたが、彼の持ち味は出してくれたのではないかなと思います。

 

■これまでの継続の中での評価になる

川淵キャプテンが試合後に「高原は3カ月は安静にした方が良い、という診断が出たようで、五輪は難しいのではないか」という趣旨の発言をされたのですが、そのあたりはどうですか?

 いや、詳しくは聞いてないんですが、その辺の話は私の手は離れて協会の判断にもなってきているので、この段階でどうだと言われても困ってしまうんです……。

 とにかく、明後日の発表までにいろいろはっきりすると思います。

今日の試合であらためて、こんなにできるのか、という発見をした選手はいましたか?

 そうですね、満足まではいきませんが、意外に課題が修正されていたり、チャンスを生かそうという意識が強かった選手もいました。たったひとつのプレーが判断の基準になってしまうという状況なんですが、まあ、今日の試合だけで判断するわけではなく、これまでの継続の中での評価でもあります。

今日の相手ですが、3トップに来たことで自然に4バックにならざるを得ない状況になりました。最後まで日本のリズムで試合ができなかったと思うんですが

 中盤の構成力の問題や、前線でキープできなかったことで、リズムを作れなかったんだと思います。有効に使えるスペースがあったにもかかわらず、そこを突けなかったこともあります。

 後半、メンバーを変えながら少しずつ修正はできました。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/athens/column/kaiken/200407/at00001389.html  04/07/14

 

「日本はイマジネーションが足りない」

U-23チュニジア戦後 チュニジア代表ラビディ監督

 

 日本は組織力がありましたが、ゴール30メートル手前でのイマジネーションが足りないと思いました。いい選手はいっぱいいるのですが、ゴールへの最後の16メートルでの判断、スピードに遅さがありました。

 今日は4−3−2−1(のシステム)で戦ったのですが、守備に入った時に、うまく日本選手のサイドの侵入路をふさぐことができました。今回、私たちはレギュラークラスの選手がかなり抜けていて、50パーセントの戦力だったのですが、オーストラリアにも1−0で勝ちましたし、アテネ五輪に向けてしっかりとした足取りを残していると思います。

 

 

 

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