フラット3

DF3人を横一列に並べてラインの上がり下がりをコントロールし、相手のオフサイドを誘う守備システム。マンツーマンでは封じきれない強豪に対抗し,中盤の人数を増すことによる前線でのボールチェックも考慮して、トルシエが導入した戦術。ただし、サイドを崩されたり、ドリブルで突破されると、その後のカバーが薄いという欠点を有する。つまりは,中央DFへの負担が大きく,中央DFの能力とDF3人のライン意識に大きく依存するということ。また,守備的MFの守備能力およびDFとの連携も重要。と簡単に言われるが,実はカバーリングには複雑な法則があり,観客が考えるほど単純ではないらしい。

 フランス大会で,トルシエが監督だった(成績不振により大会途中で解雇された)南アフリカがこのシステムを用いていた。日本代表は2001年3月にはフランス代表に15回も裏をとられて0−5と大敗した。また,2002年5月のノルウェー戦でも,鋭いFWの動きにDFが翻弄されて,0−3と完敗した。その後森岡が復帰して,フラット3の機能が正常に戻ったと言われているが . . . 。

 少年サッカーレベルでは,フラット3を使いこなすのは極めて困難でしょう。

 

 

 

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