アジア大会直前コラム

─呪縛から自らを解き放て! アジア大会に臨む日本代表─

 

■間もなく開幕アジア大会! ファンの思いは?

「ワールドカップから3カ月。日本サッカーの新たな船出――

テレビからはそんな文句が流れてくる。「新生・日本代表」あるいは「和製ベッカム・阿部勇樹」そして「アテネへ」「2006年へ」とも。韓国・プサンで行われる第14回アジア競技大会(以下、アジア大会)。「男子サッカー」は今月27日に開幕する。

僕の友達のサッカーファン(いわゆる「にわか」であることを自認する一人)は、

「今度こそ韓国に勝たなきゃ」

と妙な気合を示したかと思えば、

「でも顔ぶれが随分変わって、知っている選手がいなくなった。やっぱle='font-size:9.0pt;color:black'>フ大な先輩たちの影を払しょくするためにも……。

 

■自らの壁を突き抜けることができるか? U−21日本代表

3歳刻みの年齢別大会が、2年ごとの周期で行われる微妙なアヤを解くのは、頭痛がするほど難解である。にもかかわらず、小野、高原、稲本らがそろった世代が、あまりに「黄金」であったばかりに、「狭間」「谷間」と定義付けられてきた彼ら過剰にさげすまれてきた感のある彼らが、そんな呪縛から自らを解き放つ。

「おとなしい」「たくましさがない」といった風評がもっぱらの彼らが、その壁を突き抜けることができれば、それは彼らの世代にとっても、黄金世代を含めた日本サッカー全体にとっても、吉報であるに違いない。

果たしてそれが、結果によってもたらされるものなのか、それとも内容によってわれわれに伝わるものなのか。結果ならともかく、内容であった場合には……。やっぱり分かりにくいかも。

でも、そんな彼らの発露をすくい取るような視線で、プサンでのゲームを観戦してみよう。少なくとも僕の基本姿勢は、そのあたりにある。

付け加えるならば、やはり今ひとつ分かりにくい存在――「理論派」という呼称が付く山本昌邦監督も、つぶさに観察してきたいと思っている。

蛇足ながら、今大会はパレスチナやアフガニスタンや北朝鮮といった、世界の関心を集める国々を、スポーツの窓から眺めてみる好機でもある。「宗教対立」や「テロ」や「拉致(らち)問題」といった一面だけではなく、理解と想像の幅を広げるためにも、ぜひ。

 

 

<著者>

川端康生/Yasuo KAWABATA 1965年1月3日生まれ。早稲田大学中退後、週刊誌記者を経て、フリーランスに。サッカーを中心に、野球、アメリカンフットボール、ラグビーなどのスポーツ、さらにビジネス、社会問題、人物ルポなどを取材、執筆。著書に『泣いちゃったけど…ワールドカップ』(NCY)、近著に2冊目の単行本となる『冒険者たち〜日本代表、ワールドカップへの道』(学習研究社)。ホームページも運営中。

 

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